ようこそ
ワインの世界へ

誕生日や記念日は、おしゃれにワインを楽しみたい―
普段使いでも、ワインに詳しいともっと食事を楽しめそう―

そう思っても、ワインの種類にはいろいろあり、初心者にとってはとてもわかりづらい世界ですよね。そこでワインに詳しくなりたい方や、いつも「おまかせ」とオーダーしていた方に、ワインの魅力や選び方をお伝えします。
ワインにはさまざまな品種や産地があり、また生産年というものも選択の目印になります。これらの違いを知れば、香り・味わい・デザインの特徴に気づくようになるはずです。

  • ワインの基礎
  • 料理と合わせて
  • Pisteで学ぶ

「産地」で見るワイン

フランスには、いくつかの有名な産地があります。
それぞれが生まれた場所を知ると、ワインに興味がわい
てくるはず。
代表的なボルドー、ブルゴーニュの2大産地をはじめ、シャンパーニュ、ロワール地方のワインについて見てみましょう。

フランス地図イラスト

ロワール

ロワール地方
森と田園に囲まれ、ロワール川が大西洋に注ぎ、古城のイメージが強いロワール地方。気候が穏やかで、白ブドウのミュスカデから造られる辛口のワインで知られるナント地区、カベルネ・フランというブドウから造られる中甘口のワイン、グロロというブドウから造られる甘口のワイン、数種類のブドウをブレンドした辛口のロゼワインなどで知られるアンジュ、ソミュール地区などがあります。

シャンパーニュ

シャンパーニュ地方
お祝いに欠かせない発泡性のワイン(スパークリングワイン)、シャンパン。シャンペンやシャンパーニュとも呼ばれます。
フランスの北方に位置し、丘を取り囲むモンターニュ・ド・ランス、渓谷沿いに広がるヴァレ・ド・ラ・マルヌ、丘の斜面に広がるコート・デ・ブランが広く知られます。酸が強く、なめらかな泡立ちや「気品」が魅力。シャンパン・ハウスごとのブレンド技術があり、甘口も辛口もあります。

ボルドー

ボルドー地方
フランスの南西部に位置する港町のボルドーは、ブルゴーニュと並ぶ二大銘醸地。大西洋に注ぐジロンド河、その上流のドルドーニュ川とガロンヌ川に沿って分布しています。
やわらかくて果実味の豊かなシャトー・ペトリュスから、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラ・トゥール、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・マルゴー、シャトー オー・ブリオンなどのパワーのあるワインまであります。

ブルゴーニュ

ブルゴーニュ地方
北方の内陸の東部に位置し、ボルドーよりも小規模な個人経営の農園が多くなっています。赤ワインの最高峰ロマネ・コンティを産出するコート・ド・ニュイ地区、白ワインの最高峰モンラッシェを産出するコート・ド・ボーヌ地区、香り豊かでフルーティな白ワインのピュイィ・フュッセを産出するマコネー地区、ボジョレー・ヌーボーやフルーティでカジュアルなワインで知られるボージョレ地区などが含まれます。

「品種」で見るワイン

ブドウにはヨーロッパ系とアメリカ系があり、世界で収穫されるブドウの8割はワイン用のヨーロッパ系。それぞれの産地で環境に応じた品種を選び、生産に工夫を重ねています。

では、どのような品種があるのか、
見ていきましょう。

ぶどう

赤ワイン

カベルネ・ソーヴィニヨン
ボルドー地方などで育まれる品種。
豊かでスパイシーな香り、酸みと渋みのバランスがとれた味わい深いワインになります。
メルロー
ボルドー発祥のやや早熟な品種。豊かな香り、やわらかな口当たり、まろやかかつフレッシュな味わいのワインになります。
ピノ・ノワール
ブルゴーニュ地方原産の品種で、フルーティな香り、なめらかな口当たり、酸味が強いワインになります。ライトで飲みやすいものもあります。

白ワイン

シャルドネ
ブルゴーニュ地方などで育まれる早熟な品種。キレのよいタイプからコクのあるタイプまでさまざまです。シャンパン用としても知られます。
ソーヴィニヨン・ブラン
ボルドー地方などで育まれる品種。フレッシュな酸味と果実味のあるワインになります。青草の香りのものやコクのあるものなどがあります。
セミヨン
ボルドー地方発祥で、優雅な香りと繊細な味わいが特徴の品種。ソーヴィニヨン・ブランとブレンドさせることが多く、貴腐ワインにも使われます。

味わいの違い

ビギナーにおすすめしたいのは、酸味や癖が弱いワイン。
また、果実味が薄く、ライトな味わいのワインは、冷やしてゴクゴク飲むのに向いています。いっぽう、果実味が濃く、パワーのあるワインは、ゆっくりと味わうとよいものです。
この図を参考に、いろいろ試してみてください。

赤ワイン

赤ワイン
ボルドー

白ワイン

白ワイン
ロワール

料理と合わせて

ワインと料理のよい相性をマリアージュと呼びます。
ワインに合う料理を選ぶ、料理に合うワインを選ぶ。
いろいろな組み合わせがありますが、以下を参考に、お店でいろいろお尋ねください。

Pisteの料理と合わせて

ワイン 食材 調理法 調味料

飲んでみて
味わいの違いを感じて
自分だけの一杯を見つける

ワインを知るうえで少しは、お力になれましたでしょうか。あとは、スタッフにお気軽にご質問いただき、いろいろなワインを試してみてください。ワインの深く広い世界を、思う存分、満喫していただきたいと思います。

当店では、さまざまなワインをお気軽にお試しいただける「ワイン会」も開催しています。最初は少し勇気がいると思いますが、お気軽にお問い合わせください。
ブログで最新情報を発信しているので、ぜひ、チェックしてみてください。

Pisteのワイン

ワイン会

No image

029-303-5843

最上部へ